秘境知床U
秘境知床U〜羅臼編

1999年 7月 1日公開
2003年12月15日更新

羅臼町
羅臼町展望台から羅臼市街。天気がよければ国後島も。(2001.10.16撮影)

 知床連山の南側、羅臼町はウトロ(斜里町)と並び知床観光の玄関口です。町の多くが知床国立公園に入るため開発が厳しく規制されウトロに比べ華々しさは少ないですが大自然を間近に味わえる町でもあります。この町の住民はクマがうろうろしているくらいでいちいち大騒ぎしません。
 同時に知床近海・北洋の魚を揚げる有数の漁港でもあります。町の経済は漁業で成り立ち、全国的にも漁業の町としての方が有名です。


知床横断道路
知床横断道路から国後島を望む
 見て下さい!海の向こうに見えるのは国後島の山です。

 夏期しか通れない知床横断道路を通り、羅臼の町の向こうに国後島の雄姿を見たとき、あなたはきっと感動することでしょう。近くて遠い島、国後島があなたの手の届きそうなところにその姿を見せているのです。


野趣あふれる温泉
熊ノ湯 羅臼には温泉があります。天然の温泉なら熊ノ湯があります。これは自然に沸いているだけなので、無料。温泉施設なら、らうす第一ホテルまたはホテル峯の湯の温泉が利用できます。知床の澄んだ空気を吸いながら入る温泉は最高ですよ!
 温泉に関する詳細は「根室管内温泉事情」を参照してください。


マッカウス洞窟
マッカウス洞窟
 羅臼市街から相泊方面に少し進むとある。夏にはヒカリゴケが、冬にはニョロニョロ(氷旬)を見ることができる。
 写真は春先の様子。ニョロニョロはほとんど溶けていますが。


道の駅 知床・らうす
海鮮工房
 羅臼市街の入り口近くにある。羅臼産の海産物が買える漁協直営店「海鮮工房」があるほか、隣の施設では新鮮な海産物を味わうことが出来る。
 写真は夜の風景。山の上の光は羅臼町展望台。


漁り火
漁り火
 夜になると羅臼沖の海では漁船の漁り火が光を放つ。


知床半島の奥へ・・・
 羅臼から道道を北上すると、相泊というところに着きます。そこで道路は切れています。
 相泊は知床半島の中で一番奥まで車でいける地点です。知床半島の先端へは道がありません。知床半島のこれより奥へは、観光船に乗り海上からその姿をながめるか、相泊から3日ぐらいかけて道なき道(なおかつクマの巣のようなところ)を進むよりほかにありません。何もないですが、秘境への思いを高めることのできる場所です。

相泊
夏の相泊
相泊
冬の相泊

 なお、相泊には無料の相泊温泉があるほか、相泊の手前にセセキ温泉という海中から湧き出る天然の温泉があります。満潮時は海中に沈むとか。国後島が眼前に見えます。一応私有地らしいので、あいさつして入りましょう。

関係地図
知床全図

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