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移住直後の暮らし編
この章のポイント 移住直後の暮らしをとりあげます。 風景
1999年11月16日公開

住宅周辺の風景
   晴れた日は国後島や知床連山が見える!
国後島1
 晴れた日には国後島がよく見えます。写真は自宅近くで撮影したもの。うしろに国後島の山が映っています。その他、知床連山の山々も見ることができます。

住宅について
 学校教職員ということで教職員住宅に入居しました。学校に隣接しています。徒歩30秒ほどの距離です。いままで会社に50分かけて通っていましたのでこの近さには驚きです。
 本校の教職員住宅には昭和45年築から平成6年築まであります。車は家の目の前に共用の駐車スペースがあり、そこにとめています。駐車料はもちろんいりません。
 私が赴任当時入居した家は昭和54年築でした。外観は相応に古いです。右の写真は赴任当時使用していた住宅の中央の居間の写真です。8畳の居間と、4畳半の台所、6畳の部屋がひとつと4畳半の和室がふたつという構成になっています。ひとりで住むには十分すぎるスペースです。
 ただしトイレは(築年数にかかわりなく)汲み取りです。この地域全体がそうなので仕方ありません。北海道の下水道普及率は高いらしいですが人口が偏在していますのでちょっと地方に出たらそんなものはまずないと思った方がいいです。また風呂は相当老朽化していました。そのため私はよく外の温泉に行っていました。
 一般に公務員住宅はあたりはずれが多いです。どれにあたるかはあなたの日頃の行い次第ですが一般には既にいる職員が選んだ「残り物」があたると考えるのが妥当です。他の職場にはもっと古い住宅もありますし、財政難の折、手入れの行き届いていない住宅も多くあります。
 職員住宅と言っても地域によって条件はかなり違います。家賃は設備や築年数によってかなり違います。
 あと職場によりその勤務年数によって新しい住宅へ移動できる仕組みをとっている学校があります。本校でもそうなっており、私も1年後に(異動者が出たため)平成4年築の住宅へ移動しました。

お買い物事情
 買い物についてですが、約25キロの隣町には大型のスーパーが、2,3軒あります。それで生活に必要な買い物はとりあえず間に合います。
 うちの町内にもスーパーはあり、買い物はできます。それらの店はこのような地域でも夜8時までやってます。そのへんはなかなかだと思います。
 あと一番近いコンビニは町内にありますが、うちからは片道約15キロです。一度自転車で行ったら、もう二度と行くかというくらいくたびれました。

道路事情
山並み  道路は直線道路が多くまるで高速道路。距離はありますが渋滞なんか決してしないので距離の割には快適です。
 参考までに主なポイントまでの距離と、東京・大阪地区との距離感覚の比較を挙げます。

ポイント片道距離所要時間東京での相当距離大阪での相当距離
役場、コンビニ、温泉15km15分東京〜川崎 18km
東京〜中野 15km
大阪〜西宮 15km
大阪〜茨木 15km
買い物25km25分東京〜横浜 28km
東京〜浦和 25km
大阪〜生駒 25km
大阪〜枚方 23km
買い出し、大病院、特急停車駅120km120分東京〜三島 120km大阪〜福知山 115km

交通事情
 飛行機ですが車で約25分の隣町に空港があり、東京・札幌へのみ直行便が飛んでいます。それ以外の地方に行くには車で1時間半〜2時間半かかる空港へ行きます。いずれもローカル空港のご多分にもれず運賃が高く便も少ないので、金のない人は新千歳空港へ行きます。車で8時間です。
 鉄道駅は最寄り駅まで約50キロあります。札幌へ出るには車で2時間かかる駅へ出てそこからさらに特急列車で4時間かかります。これも決して安くはありません。
 というわけで周辺の多くの人たちはで札幌へ出かける時は8時間かけて車で行きます。

ご近所観光ポイント事情
    道東各地が日帰り圏!
知床から国後島  北方領土の国後島が見えるほか、知床、摩周湖、釧路湿原などなど近隣には名だたる観光名所が非常に多くあり、いずれも日帰り圏内です。買い物帰りにでも行けてしまうような感じです。


※この暮らし、いいところもあればそうでないところもあります。北海道に仕事をみつけ移住したことについての評価を次項「北海道移住の評価」以降で紹介します。

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