この章のポイント 北海道への移住には、長所もありますが、経験しないと考えにくい課題もあります。危機管理や長期展望の面が甘かった面もないわけではありません。
ここでは都会の生活と地方の生活を比較し、問題点を整理します。そんな課題を乗り越えて北海道で暮らそうという方を応援します。
目次  課題別の整理
   冬の除雪・路面凍結・吹雪 物価 医療 帰省 労働条件 教育 仕事 キャリアアップ 札幌集中
 課題を乗り越えて移住する意思があれば
風景
1999年11月16日公開
2014年10月 1日更新


 ここまでたどりついたあなたは、北海道への移住、あるいは地域暮らしに少しでも関心のある方でしょうか。
 私が北海道の都市から離れた地域に移住を実現し実際に生活する中で、もちろんいい部分もたくさんありました。それについては前項「北海道移住の評価」で述べてきました。しかしその一方で問題点も少なからずあります。
 その問題点とは、移住を考える上でここまで正直考えなかったと私が感じている部分でもあります。また前項で「北海道暮らしに満足」としましたが、それは日々の生活の話。人生には危機管理も必要ですし長期展望も必要です。実際の生活の中でそれも考えると問題点がいくつか挙がります。
 ここではその問題点を挙げますので参考にしてください。
 この問題を考える上でひとつだけ大切なポイントを提示したいと思います。「あなたの人生はあなただけのためにあるわけではない」ということです。現在・未来の家族や親戚も限られた人生を限られた資源を使って生きているのです。理屈やきれいごとで済まないこともあるのです。

課題別の整理
課 題 本州の大都市部(東京) 北海道の都市部(札幌) 北海道の地方部(地方都市・郡部)
自然環境 △人工的な要素が多い
×自然まで距離・混雑
○ほどよく豊かな自然
△自然までやや距離
○自然が豊か
○本格的自然が間近に
○雪はほぼない
×少しの雪で大混乱
△雪は比較的少ない
×除雪の質と排雪に困難
△雪捨て場は割とある
×雪が多いことも
人混み ×雑踏・通勤ラッシュ・渋滞。遠距離通勤
△小さいが雑踏・通勤ラッシュ・渋滞はある。 ○雑踏・ラッシュ・渋滞はない。仕事により通勤時間短い
物価 ×一般に高いと言われている
○工夫すれば激安あり
×高いところもある
○工夫すれば安いのもある
○地場品は安く良いものがある
×地場品以外は高いものがある
医療問題 ○高度医療機関が身近にある
○医者には不自由しない
△高度医療機関も一部にある
△医者にはそこそこ不自由しない
×高度医療機関は遠い
×日常の医療も非常に限られる
教育環境 ○学校は近く数多い。
○高校大学の選択肢は豊富
○学校は近く数多い。
△高校の選択肢はほどほど
×大学は地方よりは多いが東京への流出も多い
△学校は数が限られ一部遠距離も
×高校の選択肢が少ない
×大学は極めて少なく札幌・東京への流出が大多数
労働条件 ○賃金は高い。休暇や福利も恵まれている。 △賃金・休暇・福利等東京より悪いが地方よりはまし ×賃金は低く、休暇や福利も条件が悪い
帰省問題 △東京発地方は逆より安い
×帰省ラッシュ有
×地方よりましだが費用高い
△帰省ラッシュと逆方向
×費用高く便も限りあり
△帰省ラッシュと逆方向
先端文化 ○文化的に最先端
△道内ではましだが地方は地方。 ×札幌とは格差がある

 長所についても、移住後月日を経ても感じられる部分を再確認しておきます。

環境がいい!
 都市部か地方かによって若干異なりますが、環境はいいです。
 特に夏は(近年は北海道でも暑いことが多々ありますが)、湿度は低く過ごしやすいです。夜になると気温が下がりますので熱帯夜が続く本州よりは快適です。
 人口密度も低いので、大都会ほどゴミゴミしていません。

いつでも北海道旅行できる
 ちょっとした休日があれば、北海道旅行ができます。
 北海道行きの航空券の心配をする必要がありません。
 花や紅葉など、季節により、また天候により見られる日が変わってくるものであっても、天候や状況を見て、すぐに見に行くことができます。

食べ物がおいしい
 庶民レベルでも食べ物(食材/素材)が良いです。
 小洒落たものをもとめるなら東京あたりの方がいいかもしれませんが、日々食べる食べ物が良質で安いものが手に入ります。


 問題点について、

●挙げられる問題点
 ・物価は安くはない。
 ・医療問題
 ・帰省は容易でない。
 ・労働条件は必ずしも良くない
 ・高等教育環境が不備
 ・札幌への一極集中

冬の問題 〜除雪・路面凍結・吹雪・水道凍結〜
 観光客で来ている頃や最初のうちは物珍しいですが、年を経るごとに課題に感じられる人も中にはいるかもしれません。

 北海道には冬という大きな課題があります。
 寒さはもちろん厳しいです。ただ人間の感覚には寒いものが寒いのは同じです。外に住むわけでもありません。ボロい住宅もあるとはいえ、屯田兵の時代とは違います。

 降雪量は地域により差が大きく、太平洋側ではほとんど降りませんが、山間部では非常に降る地域があります。これは地域によります。
 ただし、基本的に(東京のように)少々の雪で生活が機能不全になるなどということはありません。

除雪

 雪が降ると、住宅近辺の除雪が必要になります。
 住んでいるだけなら楽しむ向きもありますが、仕事の前や後の除雪とか、また加齢により苦痛を感じるかもしれません。(現実逃避の手段として楽しむ向きも地元にはあります)
 北海道の雪は本州より軽いですが、シーズン最初と最後の気温の割と高い時期の雪は重たいです。重たい雪は腰に来ます。

 都市部と地方で雪に対する負担感は違います。
 都市部の方が厳しいかもしれません。
 都市部は降る量はそんなに多くはないものの、除雪箇所が多いため除雪が行き届かない地域がでます。また「雪捨て場」の確保の問題があります。ただ、除雪や排雪を請け負う業者もいて都市部では競争原理が働くので、カネでけりをつける方法もあります。
 地方では、地域により多雪ですが、雪捨て場は場所により充分に確保できることがあります。個人で除雪機を動かしても常識的な使い方をすればお互い様であり騒音問題などにはつながりにくいです。過疎化と地域経済の低迷で除雪の担い手が減っている課題があるものの、(地域の除雪レベルの差はありますが)割と除雪はきれいにされていることが多いです。

水道凍結

 劣悪な住宅だと冬に家の水道が凍結し出なくなります。北海道の水道には「水抜き」機能がついていて(単に水道管の水を下に落として捨てることから「水落とし」と言います)凍結が予想される時には水を落としておきますが、水落としをしてもなぜか凍る劣悪住宅もみられます。

 劣悪住宅に住むと大変な悩みになります。築年数の古い建物や、公営住宅(公務員の官舎等を含む)の類は基本的にそうした悩みと隣り合わせと考えた方がいいです。
 なお、水道凍結した場合は、業者に解氷してもらいます。1回数千円〜です。

 近年の住宅では断熱技術がすすんでおり、適切な能力を有する業者が適切な技術で建てた場合、通常の生活ではそうした心配はまず不要です。長期間家を空ける時には一応対策をしますが。

路面凍結

 路面凍結の問題もあります。
 基本的に主要道路の道路除雪は行き届いています。地方で居住者がいなかったり人里離れた交通量の少ない一部の道路は冬期通行止めになります。都市部の道路では道路が狭かったり、道路に排雪する不届き者がいるため、道路がガタガタなことがあります。
 これも降雪量次第ですが、降雪の少ない地域は晴れた日などは道路が乾いています。ただしブラックアイスバーンなどもあるので注意が必要ですが、車は夏とさほど変わらない速度で動いています。
 気をつけるべきは、これもシーズン始めと最後。気温が高いので滑りやすいです。シーズン中は気温が下がるので割と大丈夫です。「乾いた氷は滑らない」

怖いのは吹雪

 特に怖いのは、海沿いの地域と平野部。強風が吹きやすく、視界ゼロになります。強風は道路の局所に大量の雪がたまる「吹きだまり」を生み、車の通行を妨げます。吹雪による道路通行止めもたびたびあります。昔は家を前にのたれ死にする人もいたほどです。
 山間部は山である程度風が遮られるので、海沿いほどひどいことにはなりません。
 最近は異常気象で吹雪がひどくなりがちです。そういう時には動かないのが一番なのですが。

交通に影響も

 年に数度ぐらいの猛吹雪の時には国道など幹線道路の通行止め、列車やバスの運行停止、飛行機の欠航遅延など、交通に大きな影響が出ます。
 あと注意が必要なのは離島。猛吹雪でなくても冬場は海が荒れ、1週間ぐらい船が欠航し続けることもあります。当然食糧など島の外からの物資は入りません。急病人も島の中での対応しかできません。

物価が高い!?
 物価が高いです。
北海道産の農作物や魚介類についてはけっこう割安なところがあり、またよい食材が手に入りますが、それ以外の物資はスーパーをみている限り若干割高に感じます。
 スーパーの物価については地域の競合関係に依存する面があり、同じ系列でも地域により値段が違います。一般に札幌に近いほど良くなる傾向があります。道東では帯広郊外が物価が比較的安いとされ、商品の質や充実度も含めて、根室の人は釧路、釧路の人は帯広、帯広の人は札幌というような買い物大移動が見られるようです。道北では旭川がそうです。スーパーに限らず、ガソリンなども同じです。
 個別の商品でみても都市部より1割以上高いのはざらに見かけます。ガソリン単価も10円以上高くなっています。私も生鮮食料品以外の部分は都市部での買い物に依存するケースが多々あります。それに必要なガソリン代もバカにならないのですが。

 数字でみると、北海道は全国平均と比べるとエンゲル係数が低く、平均消費性向が高くなっています。これは食糧は安いものの物価はトータルとして高いもしくは消費支出が多いことを示しています。さらに札幌市は北海道平均と比べてエンゲル係数が低くなっています。これは札幌市など都市部の方が生活水準が良いことを示します。

危機管理1・医療問題
 都会に住んでいる人は救急車は5分で来るものと思っている人が多いと思いますが、地方、特に北海道のような広大な地域では30分以上救急車の来ない地域もざらです。救急車は基本市街地にしかいません。市街地を離れると行き来だけでそのぐらいの時間を食います。
 医療機関も町立病院ですら科の数の少ないものがほとんどで、少しややこしい病気だとすぐ大都市へ送られます。大都市へつながる主要道路は実に頻繁に救急車が往来しています。搬送時間も2時間以上かかるケースもざらで、このために地方では失われなくてもいい命が失われている実情があります。
 近年はドクターヘリが整備され対象エリアがひろがってきています。それでも1地区1機のため、利用輻輳で利用できないケースも多いそうです。また天候の悪い時や夜間は飛べません。

 本当の田舎暮らしにはこのような危険が伴います。あなたやあなたの家族の生命が犠牲になることもあるかもしれません。

危機管理2・帰省問題
 このページにたどりつくのは道外出身者の方が多いと思いますが、飛行機代高いです。正規券での緊急帰省おひとり様10万円、これが4人家族なら1回40万です。
 近年は、ネットで格安券を購入できたり、LCCなんてものも登場したりしています。しかしLCCの恩恵を受けられるのは、現状札幌圏である新千歳空港のみです。金券屋も地方では非常に少なく、あっても地元の回数券程度で、東京やネットに比べると本当に金券屋なのか疑うような驚くような金額をつけていることも多々あります。

 時間的な問題もあります。
 道内出身者でも地方に住めば帰省が1日仕事になるケースも多々あります。
 道外の場合いくら飛行機で2〜3時間とは言え便数や前後の時間を考えると明らかに1日仕事となります。安さをもとめて新千歳空港に行けば行くための時間もバカにならないですし、地方は路線はあっても便数が少ないので時間が限られます。行って用事して帰ってで最低でも3日はかかります。仕事によってはこんなに休めないでしょう。
 これはおいそれと帰省できないばかりか家族親戚に不幸があっても帰省なんかできないことを示しています。かつて職場でも道内出身者からさえ「親の死に目には逢えないだろう」なんて声も聞こえていました。そんなものに対する助成制度なんかもちろんあるはずもありません。

地方の労働条件
 公務員の場合はまだましですが、地元企業の場合、都市部より賃金が低いのが現状です。なおかつ労働時間も長く、週休二日もまだ充分浸透していません。札幌近郊はまだしもそれ以外の地方ではこの傾向は極めて顕著です。

所得が少なく、生活費は高い

 移住する前には所得が減ることは頭でわかっていても実際に減ってみると意外とダメージが大きいものです。それに今の北海道では一般に札幌から遠くなるほど生活費用が高くなるのが現状で、よって同じ給料の場合でも札幌から遠いほど生活水準も低くなります。それは生活水準に比較して賃金が切り下げられていることを示します。ましてやそれより賃金が低いのならなおのことダメージは大きいです。

休みが少ない

 また休みが少ないということは、旅行を通じて移住を決めるほどにまで感じてきた北海道の魅力に触れる機会が減ってしまう可能性もあります。本当に地方に住むとその少ない休みすら買い物や情報収集など大都市でなら平日に充分こなせたであろう作業に使うこととなり、あなたが北海道の魅力に触れる機会はさらに減ってしまいます。
 その結果、移住したはいいが何のために移住したのかという話になりかねません。

季節労働も

 建設や農業系を中心に冬に仕事がない季節労働の形態となっている仕事もあります。そういう業種から比べると通年仕事があるだけいいねという言われ方をされます。当然所得や労働条件も厳しくなりますので、注意が必要です。
 しかも繁忙期は移住者がいい季節だと思っていた春から秋の時期で、ヒマなのは何もない冬の時期ということになりがちです。

 移住する前は北海道の空気を吸ってるだけで移住の意義があるだろうとそこまで考えていたとしても住んでしまえばそんなものは当たり前になります。そうした中でそういう不満が起きる可能性も考えておく必要はあるでしょう。

 私の場合は幸い所得の減少もわずかで休みも取れますが、それでも都市部からの距離による所得の目減りや用事に休みを取られることに移住の意義を思い返してしまいます。

教育問題
 大きな問題点は、地方に高等教育機関が欠如していることです。北海道の教育問題の多くはそこに行き着く問題であり、仕事柄も思うことはいろいろあります。
 もちろん地方の教育にもいい面はありますが、必ずしも大都市の人間がイメージしているような素敵なことばかりではないです。自分の子どもをこの教育に委ねていいものか思うことも少なくないです。詳細は別途掲載しますのでそちらを参照してください。

   → 別掲「地方の教育事情」「地域の学校を考える」を参照して下さい。

仕事がない!
 地方では恒常的に職は少ないです。移住を希望する人を一番悩ませる問題はそれです。仮にあなたの職が幸いにして見つかったとして家族やその子どもはどうでしょうか? あなたの仕事だけで家族全員満足な生活ができればまだいいでしょうが、そういう特殊な人は非常に限られると思います。

 職の選択肢も非常に少ないです。その結果、子どもはあなたが移住で出てきた都市部へ戻ることになるかもしれません。地方から都市部へ就職するには都市部に居続けた場合よりずっと苦労します。
 その結果、軍隊に勤める羽目になる子どもも地方では少なからずいます。そういう子どもたちを見ているとなんかとても切なく感じますね。

キャリアアップ
 仕事があったとして、専門知識で生計をたてる人には特に深刻な問題だと思います。専門性の高い情報は地方ではなかなか手に入りません。書籍も十分なものはなかなか出回りません。つまり大都市へ出る機会が少ない限りあなたの専門性・キャリアの成長はそこで止まることになります。情報収集には大変苦労します。

 最近は無知無策な政治のせいでITなるものが過当評価され、さもITで何でもできるような口ぶりでものを言う人がいますが、まだ日本の地方の段階ではできることは知れています。
 ネット環境では、北海道の地方では光回線が使える地域も増えてはきました。ただし、使えない地域もあるほか、提供事業者を選ぶことは難しいです。
 ITを過信して地方に来るとえらい目にあいますので注意しましょう。

札幌への機能集中
 善し悪しはともかくとして、北海道経済は札幌中心型です。物資や情報、仕事などあらゆるものは札幌に集まります。そのことは裏返すと次のような問題になります。

  • 札幌以外では満足な物資は得られません。
    趣味にこだわりのある人は特に注意すべきと言えます。
  • テレビなどマスコミもすべて札幌中心です。
    流れる情報は札幌中心です。地方では生活との乖離が激しいです。
  • 書籍その他の情報も札幌中心です。
    札幌以外では情報量・質ともに低いです。書店がない町もあるとか。
  • 職業の選択も札幌が一番自由です。
    自分の仕事だけでなく家族の仕事も考える必要があるのでは?
  • 大学・専門学校など高度教育機関はほとんど札幌です。
    それ以外の地域から子どもが進学したがれば必然的に二重生活、三重生活が発生します。
 私の場合はどうかというと・・・

 かつては年に何回かは札幌に行っていました。
 少し趣味的な物品は札幌でないとまず手に入らないか、札幌の方が値段がずっと安く品物の選択肢も多いので札幌で買うことが多かったです。私の領域ではパソコン用品、家電、写真用品、文房具などがそれにあたります。書籍も札幌に出たときに欲しいものがみつかることが多くあります。
 そんなわけで年に何回かは札幌に行っていましたが、限られた現地滞在時間が買い物・情報収集にとられ非常にタイトな日程でした。
 ちなみに最初に住んだ所からは、札幌までは車で片道8時間かかりました。車&列車でも7時間かかります。飛行機でも搭乗時間約1時間・前後を入れると3時間弱かかりましたし、だいいち高くて手も出ません。

 近年はネットショッピングが普及したのでだいぶ助かっています。
 まだ沖縄や北海道方面には差別的なところも多いものの、地方でも送料無料等の特典が受けられ、そのハードルも下がってきています。
 ただし、東京など大都市部のように即日配達とはいかず、翌日〜数日かかります。

 またネットショッピングでは実物を事前に見ることができません。名前や型番がわかっていてそれを求める分にはいいですが、実物を事前に見たいものには不向きです。私の場合は、書籍や衣服などがあてはまります。
 実店舗で見ることは出来ますが、地元ではよほどの汎用品でない限り在庫などはなく、地方都市でも似たようなものです。電化製品なども地方店舗に置いてある種類は大都市に比べると少ないです。

 最近は買い物目的で札幌に行くことも1年に1度あるかないか程度まで少なくなりました。札幌あたりでも都市としての魅力は感じなくなってきたので。街の匂いをかぎたければ本州を考えます。買い物はネットで買うか、地方都市でそれっぽい代替品を探すか、時間が勿体ないのであきらめるか。


課題を乗り越えて移住する意思があれば
 ここまでいろいろな問題点を挙げてきました。しかし別に北海道に住むなと言うわけではありません。北海道は住む土地としては魅力も多くあるのも事実です。
 これらの課題を乗り越えてなお北海道に住もうとする方をこのページでは応援します。私もそのひとりとして今後も取り組みをしていきたいと思います。
 そんな私の取り組みを「移住者から定住者へ」と題してご紹介したいと思います。まだまだその取り組みははじまったばかりですし、成果と呼べるものが出るには相当の年数を要するでしょう。随時ご紹介していきたいと思いますので、興味のある方はご覧になって参考にしていただければと思います。

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