日本列島東西南北端の旅
2001年 2月25日公開


日本最北端 宗谷岬
北緯45度31分(北海道稚内市)

日本最東端 納沙布岬
東経145度49分(北海道根室市)
※いずれも「一般人が通常の手段で行ける範囲」の東西南北端です。

日本最西端 与那国島
東経122度56分(沖縄県与那国町)

日本最南端 波照間島
北緯24度02分(沖縄県竹富町)

宗谷岬の想い出
 はじめて行ったのは1995年9月。私がはじめて北海道を訪れた時のこと。この日は稚内市内から樺太(サハリン)の姿も望めるほどのよい天気だった。こんな天気は年に何度もない。ラッキーだった。この日は宗谷岬からも約43キロほど離れた樺太(サハリン)の姿を見ることが出来た。
 岬は稚内市内から車で30分ほど。路線バスもありそれで岬を目指す旅人も多い。夏場は観光客やライダーでにぎわう。冬場は暴風雪がふきつけるので人は少ない。

納沙布岬の想い出
 はじめて行ったのは1996年8月だったかな。私が3回目に北海道を訪れた時のこと。確か霧ばっかりで何も見えなくて早々に退散した覚えがあります。
 それから冬にも行って、そのあとは何回くらい行ったか覚えていないくらいよく行った。近所ということもあるし。写真は下記の沖縄訪問にあわせて撮影し直したもの。
 夏場は天気に恵まれないが、冬場はよい天気が続く。約3キロ先に貝殻島が見える。年によって流氷が観測できることもある。
 根室市内から車で30分ほど。根室半島を北回りで行くのと南回りで行くのと2ルートある。路線バスはほとんど南回り。北側には集落が少なくのどかな風景が広がる。原生花園もある。行きと帰りでルートを変えると面白いかもしれない。

与那国島の想い出
 2001年2月8日に訪問。自宅から飛行機を乗り継ぐこと4回、那覇での1泊も含めて25時間かけて到達。
 石垣から与那国まで飛行機で30分。朝の便はジェット機が就航している。週3回のみ午後の飛行機がプロペラ機だがある。
 日本最西端の地は与那国空港から車・バイクで10分ほど。年に数回、約110キロ離れた台湾が見えることもあるという。空港に展示された写真だと海の向こうの山脈のように見え迫力がある。この島は石垣島より台湾の方が近い。
 与那国そばを食べたときに出されたカジキとカツオの刺身が旨かったことと、道に牛馬の糞が多かったことが印象的だった。

波照間島の想い出
 2001年2月10日に訪問。石垣島から高速船で約1時間の島。この時期は季節風が強く海も荒れがち。西表島沖を過ぎた頃から船は大揺れする(さえぎるものが何もないので)。急に揺れが収まるとそこは波照間島である。逆に島を出るときは港をでるなり一撃を食らう。
 日本最南端の地まで港から自転車で15分ほどかかる。車なら5分ほど。見渡す限りの海でその先には何もない。
 この島で1泊したが静かでよい島だった。最上級の黒糖と泡盛、南十字星が観測できるので有名な島である。泡盛は島外にほとんど出ず島内でも手に入れにくいことから幻の泡盛とされる「泡波」である。これはうまかった。

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