沖縄県東西南北端の旅
2003年 3月20日公開

 沖縄県は東西南北が非常に幅広い地域である。その東西南北を訪問してみた。※一部未訪問の箇所あり。


沖縄県最北端の島 伊平屋島
北緯27度05分(伊平屋村)

沖縄県最東端の島 北大東島
東経131度19分(北大東村)
※いずれも「一般人が通常の手段で行ける範囲」の東西南北端です。

沖縄県最西端の島 与那国島
東経122度56分(与那国町)
日本最西端でもあります

沖縄県最南端の島 波照間島
北緯24度02分(竹富町)
有人島では日本最南端でもあります

※地図には沖縄県の島はすべて網羅されていますが、与論島は鹿児島県です。

伊平屋島について
 沖縄の最北端は本島の辺戸岬ではありません。正しくはこの伊平屋島が沖縄県最北端となります。
 交通は沖縄本島の運天港という港から1日2便船が出ています。この船は伊平屋島に籍を置いている(村営)関係上、伊平屋島を起点に運航しており、沖縄本島から訪ねるには島での宿泊が必要になります。
 そんな事情もあってこの島はまだ未訪問です。よって航空機上から撮影した写真で代用させていただきます。

北大東島の想い出
 2003年1月9日訪問。写真は10日に撮影したものです。
 北大東空港の裏にこの「沖縄県最東端の碑」がたっています。こんな立派なものがあったことに正直びっくりです。
 北大東島は沖縄本島からはるか400キロ東方の絶海に浮かぶ島です。沖縄本島から日に1便の飛行機で1時間、週1便の船で14時間を要します。そんなわけで観光客も少なく非常に落ち着いた雰囲気のある島です。詳細は「南北大東島」のページを参照してください。

与那国島の想い出
 2001年2月8日に訪問。自宅から飛行機を乗り継ぐこと4回、那覇での1泊も含めて25時間かけて到達。
 石垣から与那国まで飛行機で30分。朝の便はジェット機が就航している。週3回のみ午後の飛行機がプロペラ機だがある。
 日本最西端の地は与那国空港から車・バイクで10分ほど。年に数回、約110キロ離れた台湾が見えることもあるという。空港に展示された写真だと海の向こうの山脈のように見え迫力がある。この島は石垣島より台湾の方が近い。
 与那国そばを食べたときに出されたカジキとカツオの刺身が旨かったことと、道に牛馬の糞が多かったことが印象的だった。

波照間島の想い出
 2001年2月10日に訪問。石垣島から高速船で約1時間の島。この時期は季節風が強く海も荒れがち。西表島沖を過ぎた頃から船は大揺れする(さえぎるものが何もないので)。急に揺れが収まるとそこは波照間島である。逆に島を出るときは港をでるなり一撃を食らう。
 日本最南端の地まで港から自転車で15分ほどかかる。車なら5分ほど。見渡す限りの海でその先には何もない。
 この島で1泊したが静かでよい島だった。最上級の黒糖と泡盛、南十字星が観測できるので有名な島である。泡盛は島外にほとんど出ず島内でも手に入れにくいことから幻の泡盛とされる「泡波」である。これはうまかった。

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