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2010年  月  日公開
この章のポイント  北海道に定住し、家庭菜園ができる環境もできたため取り組んでいます。
 その取り組みの一端をご紹介していければと思います。
目次  家庭菜園づくりの経緯
 目的
 取り組み
 課題

経緯
菜園  私が家庭菜園に乗り出したのは2007年から。それまでは菜園作りなどほとんどしたことのないド素人でした(今も素人ですが)。  2007年〜は実家で借りている畑を間借りし、2009年秋からは自宅に畑スペースを作ったのでそこを主にしています。

目的

趣味??

 やってみると楽しいと思っていますが、それまで植物栽培系の趣味はありませんでした。利用できる畑ができてやれる環境ができたというのが大きいと思います。

食育??

 「食育」というと同床異夢な観があると思っていますが、子どもたちには自分たちが食べるものがどうやってできているか、どうやったら作れるのか、その程度のことは知っておいてほしいなと思います。

生産活動??

 地元北海道で作られた食材を日常生活で活用していくことも重要です。
 しかし(産業としては当然なのですが)生産効率をあげるためにこの国の農業も機械化がすすめられています。燃料もそうですが、肥料や飼料など多くを輸入に頼っているのもこの国の農業の現状です。
 もし例えば外国からの燃料の供給がストップしたりした場合、私たちは自分の食糧を自分で確保できる力をどの程度持っているでしょうか。
 野菜ひとつをとってもいきなり自分でやってうまくいくほど甘いものではありません。
 自らの手で食べ物を作る技術を少しは身につけておきたいところです。

取り組み

家庭生活で出る資源の利用

資源  家庭用生ごみ処理機(電動)を使用しています。
 この残渣(写真右)は大変良い肥料になりますので、春または秋に畑にすきこんでいます。
 ティーバッグの中身なども含めてみんな土に戻っていきます。
 おかげで生ゴミの排出はほぼゼロです。

 米のとぎ汁も季節によりそのまま畑にばらまきます。
 米ぬかを肥料にするのと同じ原理です。

 また、薪ストーブを使用すると灰(写真左)が出ます。
 この灰も畑にまくとよいph調整剤になります。

 家庭菜園をやっていると、どうしても外葉やマメガラなどのごみが出ます。
 これらも土に埋めたり、コンポストに入れたりして土に戻していきます。


栽培品目

 通常の家庭の食卓にあがるもので、北海道で栽培可能な野菜類、果樹などを除いてはたいていやってます。
ウリ科
ナス科
キュウリ、トマト、ピーマン、ナス、じゃがいも、すいか、ゴーヤー、シシトウ、鷹の爪
マメ科 エダマメ、黒豆、小豆
アブラナ科 キャベツ、白菜、レタス、大根
その他 人参、玉ねぎ、アスパラガス、いちご、ねぎ、さつまいも
上記主要4種を連作障害防止のため畑をローテーションさせてやっています。
なお、配置の関係上、一部科のちがう作物がいます。

その他過去にチャレンジしたもの
ごま 暑さ不足。実はできたものの中身は薄め。
メロン 実は出来ますが食べられる成功例なし。
苗でなく食べたメロンの種をまくので時期が遅くなりすぎる。
すいかは同じ方法で成功した。
野沢菜 とりあえず出来たが野沢菜漬けとして成功と言えるかわからない。
小麦 詳細は別記。


無農薬キャベツ

キャベツ  キャベツはアオムシなども大好物。露地で無農薬で作るのは困難で、無農薬栽培とは最も縁の遠い作物のひとつではないでしょうか。
 我が家では防虫ネットの中で育てます。家庭だからできることです。これでも虫がどこからか侵入すればたちまちいいエサです。

小麦プロジェクト

小麦  主食についても取り組んでみようということで着目したのが地域の農家でも実績のある小麦。
 栽培自体はそれほど難しくはないのですが、問題は収穫後。脱穀から製粉に至るまでに課題が山積でした。
 さらに問題なのが赤かび病。少量でも中毒症状の可能性があるということで、現在の基準では混入が認められていない厳しさです。特に取り組んだ年は高温多湿で赤かび病の出やすい当たり年という始末。農家も消毒等で対応しているようですが、それでも発生があるなど苦労していたようです。



家庭菜園の課題
 

コストで言うなら割に合わない

 野菜を買うのか、自分で作るのか、コストで言うなら実は割に合いません。
 確かにタネや苗はスーパーでの野菜より格安ですが、肥料や道具などに要するお金や手間などを考えると割高です。コストだけを狙うと失敗します。
 家庭菜園は自分の家で食べるものだけを賄うのでどうしても他品種少量生産になります。


自家栽培だから安全なのか?

 家庭で余計な薬品等を使わないで栽培しているから安全というのはよく言われますが、実際のところどうなのでしょうか?

 自家栽培品で直接農薬を使用しなくても、その土壌がどうか、そこで過去にどういう薬品がまかれたり埋設物があったかまではなかなかわからないものです。
 また、農薬は使わなくても、堆肥等を買ったりはします。堆肥に使われた糞などの材料に何が含まれているかまではなかなかわかりません。
 あと、無農薬ということは当然虫やその卵はいます。キャベツや白菜の中から虫や卵が出てくるのは普通ですし、小豆を茹でたら虫の幼虫がいっぱいいたこともあります。まぁ昔の人はそれが普通ですし食べても死ぬわけじゃありませんが、知らないことは何より幸せです。

 流通品は農薬等使用しますが、残留農薬等のチェックも受けています。
 自家栽培をしていても季節によっては市販品に頼る現状もありますので安全だと思いたいですし、市販品でも生産者や購入先などの信頼はもちろんみてより安全性の高いものを選んでいってはいるつもりです。

 個人的には素人が農薬を使って自家栽培をするぐらいなら市販品を買った方が安全性と経済性ではマシだと思っています。  かく言う私も一応殺虫剤や除草剤などは若干は持ってはいますが・・・。










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